ナカジマの実験ノート

生活の中で役立ったことを書き残します。

四月は君の嘘

どもです。ナカジマです。

 
実は最近ですね、「四月は君の嘘」というアニメを観ました。
地上波で放送したやつがエッチデーデーレコーダに長いこと眠ってたんですよ。たしか「Gのレコンギスタ」と一緒になんとなく録画予約して放置しておりました。
 
すると「四月は君の嘘っていうアニメすごい感動するよ」という噂を耳にしまして、今更ながら、だらだらと観始めたんですよ。(以降、ネタバレありです。)
 
 
前半部分を観て、
 
「どうせ主人公と金髪の女の子と幼なじみが三角関係になってごちゃごちゃして金髪の女の子とくっつきそうになるんだけど金髪の女の子は死んじゃってやっぱり幼なじみとくっつくんだろ!青春の思い出になるんだろ!うぉ〜興味ねぇ〜( ゚д゚) 」
 
とか思っておりました。
 
で・す・が!
 
 
最終話…
 
うわーーーーーーーー!(T ^ T)
 
終わってからですね、1時間ほど泣いておりました。
泣きじゃくっておりました。オエッてなりました。
 
あまり泣くことがないわたくし、今回なぜ泣いたのか?ホワイ?
考えてみたところ、おそらく次の3点かなと。
 
(1) 実はかをりちゃんは…
宮園かをりちゃんは自分の命がもう長くないと知った時、憧れの有馬公正くんに想いを伝えようと思ったんですよ。実は5歳の時から有馬くんに憧れていたのです。
でも有馬くん、渡くん、椿ちゃんは3人とも仲良くて入り込む余地がない。だからイメチェンをして、ひとつ嘘をついた。
「宮園かをりは渡くんが好き」という嘘をついたんですよ。
姑息な嘘と知りつつも、その嘘は有馬公正くんを連れてきてれた。これらの、かをりちゃん視点の物語。これがひとつわたくしを涙させました。

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くぅぅぅぅぅ〜(T ^ T)
 
 
(2) 親友の渡君の想い
主人公の親友の渡君はプレイボーイです。いつも女の子を追っかけています。
し・か・し、
渡君が最後のシーンで携帯を開くと、かをりちゃんとのツーショットが待ち受けになっています。哀しげな表情。
 

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渡くん、なんてイイやつなんだ…(T ^ T)
 
彼は宮園さんの嘘を見抜いていました。でも実は渡君も宮園さんを好きになっていたのです。正直、彼は宮園かをりちゃんの”嘘”の一番の被害者だと思うのですが、そんな彼のイイやつさが、涙させましたね。
 
 
(3) 君は忘れるの?
宮園かをりちゃんの死という恐怖。「君は忘れるの?」かをりちゃんのセリフ。
かをりちゃんは「死」ともうひとつ「忘れられる」ことに恐怖していたのではないでしょうか。
 
有馬公正くんは、最後にピアノを弾いているときに、「周りの人々が自分を表現してくれている」と気がつきます。自分の存在はまわりの人々が証明してくれていると。
そして、宮園かをりちゃんは「君の心に住めたかな」と。
 
つまりラストに、ふたりは同じように自分の存在を自分以外の人の中に見出したのだと思うのですよ。自分の存在の証は生きていても、もうこの世にいなかったとしても関係なく、自分以外の誰かが証明してくれるのだと。
 

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そんなことを考えていたら、「人生ってなんだろね」みたいな感じになって感動してしまいました。
 
 
くぅぅぅぅー!コミックスも読むべきかな!(T ^ T)
 
 

 

四月は君の嘘(1)

四月は君の嘘(1)